年代別スキンケアの悩みランキング|20代の不満率42.4%、60代はくすみが全体比+18.5pt

20代のころに気にしていた肌の悩みと、今気にしている悩みは同じでしょうか?
おそらく違うはずです。
サロンにいらっしゃるお客様も、20代の方はニキビ、50代の方はハリと、おっしゃることが年代ではっきり変わります。
今回、20〜60代の女性713名に現在感じている肌悩みを伺い、年代別に集計しました。予想通り悩みの重心は年代で移動していましたが、同時に全世代に共通する構造も見えてきました。
※以下の数値はすべて、2026年8月に実施した「スキンケアに関するアンケート」(n=713)に基づいています。
まず、全体の肌悩みTOP10
肌悩みを1〜5個選んでいただいた結果です。

| 順位 | 悩み | 出現率 |
|---|---|---|
| 1 | 毛穴開き | 27.2% |
| 2 | 洗顔後の突っぱり感 | 18.5% |
| 3 | 入浴後の乾燥(過乾燥) | 17.4% |
| 4 | 時間が経つとカサつく | 16.1% |
| 5 | ハリ不足 | 16.0% |
| 6 | 毛穴汚れ | 15.6% |
| 7 | 化粧が崩れやすい | 14.9% |
| 8 | エアコンによるインナードライ | 14.7% |
| 9 | 透明感がない | 14.3% |
| 10 | 乾燥による小ジワ | 14.2% |
1位は毛穴開き。ただし2位から4位、そして8位・10位と、上位10項目のうち5項目を乾燥に関わる悩みが占めています。1人あたりの平均は2.66個でした。
不満が最も大きいのは20代
年代別に、現在のスキンケアに不満を感じている方の割合を見てみます。

| 年代 | n | 不満率 |
|---|---|---|
| 20代 | 92名 | 42.4% |
| 30代 | 194名 | 35.6% |
| 40代 | 205名 | 38.5% |
| 50代 | 147名 | 35.4% |
| 60代 | 75名 | 30.7% |
最も高いのは20代の42.4%。最も低い60代(30.7%)とは12ポイント近い差があります。
肌の悩み自体は年齢とともに増えていくのが一般的ですが、不満は逆に下がっていきます。
自分に合うケアを見つけるまでの試行錯誤が、若い世代ほど続いているということかもしれません。
年代別に、悩みの重心はこう動く
全体の出現率との差分で見ると、年代ごとの特徴がはっきり出ました。

20代(n=92):ニキビと、洗顔後の突っぱり感
- ニキビ +13.0pt
- 洗顔後の突っぱり感 +6.5pt
- 肌荒れしやすい +6.0pt
不満率が全世代で最も高い42.4%。注目したいのは、ニキビと乾燥が同時に挙げられている点です。
皮脂が出ているから乾燥していない、とは限りません。
皮脂と乾燥が同居している状態についてはインナードライの記事でも触れています。
30代(n=194):入浴後の乾燥
- 入浴後の乾燥(過乾燥) +5.8pt
- ニキビ +5.6pt
- 毛穴汚れ +5.6pt
洗顔後の最初に導入美容液を使う割合が16.5%と全世代でピーク。
先行アイテムという考え方が最も浸透している世代です。
40代(n=205):毛穴とゴワつき
- 毛穴開き +3.0pt
- ゴワつき・ザラつき +2.8pt
- ハリ不足 +2.1pt
突出した項目は少ないものの、肌の質感に関わる悩みが増え始めます。
悩みを5つ挙げた層でも最も多い年代です。
50代(n=147):ハリと小ジワ
- ハリ不足 +9.2pt
- 乾燥による小ジワ +9.0pt
- ツヤがない +8.1pt
エイジングに関わる悩みが一気に前に出ます。
ただし「乾燥による小ジワ」が上位にある通り、うるおいとの関わりも小さくありません。
60代(n=75):くすみとハリ
- くすみ +18.5pt
- ハリ不足 +16.0pt
全年代を通じて最大の差が出たのが60代の「くすみ」で、全体比+18.5ポイント。オールインワンの利用率も18.7%と最も高く、工程を整理していく傾向が見られます。
ケアの組み立て方も、年代で違う
悩みだけでなく、洗顔後の最初に何を使うかにも年代差がありました。
| 年代 | 化粧水 | 導入美容液 | オールインワン | クリーム |
|---|---|---|---|---|
| 20代 | 66.3% | 14.1% | 3.3% | 2.2% |
| 30代 | 67.5% | 16.5% | 7.2% | 2.1% |
| 40代 | 66.3% | 9.8% | 11.2% | 3.4% |
| 50代 | 63.3% | 12.9% | 14.3% | 5.4% |
| 60代 | 54.7% | 6.7% | 18.7% | 6.7% |
導入美容液は30代がピークで、そこから下がっていきます。
逆にオールインワンは年齢とともに増加。工程を減らしていく流れは自然なことですが、オールインワン利用者の満足度は全アイテム中で最も低いという結果も出ています。
言葉は変わっても、土台は共通かもしれない
年代ごとに、悩みを表す言葉は変わります。20代はニキビ、40代は毛穴、60代はくすみ。
ただ、施術で肌に触れていると、根っこの部分は驚くほど共通していると感じます。
今回のデータでも、挙げた悩みが5個の層では77.1%が乾燥を実感しており、悩み1個の層(45.1%)と大きな差がありました。悩みが増えるほど、その背後で乾燥の実感も高まっています。
一方で、「常に乾燥・つっぱりを感じる」と自認している方は全体のわずか3.1%。症状としては41.2%が抱えているにもかかわらずです(詳しくはこちらの記事で扱っています)。
年代別のケアを考えることと、全世代に共通する土台を整えること。この2つは両立できると思っています。
土台を整える方法のひとつが、順番を見直すことです。クリーム先行スキンケアは、洗顔後すぐ・化粧水の前にクリームをなじませる考え方。今のケアはそのままに、順番に1ステップ足すだけなので、どの年代の方でも取り入れやすいはずです。
調査概要
| 調査名 | 「スキンケアに関するアンケート」 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年8月4日〜8月13日 |
| 調査対象・人数 | 普段からスキンケアを行なっている全国の20〜60代女性 713名(20代92名/30代194名/40代205名/50代147名/60代75名) |
| 調査方法 | Webアンケート/導入クリームのWhia調べ(クロス・マーケティング「QiQUMO」を利用した調査) |
| 設問形式 | 「現在感じているスキンケアの悩み」は1〜5個の複数回答(延べ回答数1,899件、1人あたり平均2.66個) |
| 留意点 | 年代別の数値は全体の出現率との差分(ポイント)です。60代(n=75)、20代(n=92)は他年代より回答者数が少ない点にご留意ください |
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